創立者挨拶


 子どもは、新しい時代を切り開く可能性に満ち溢れています。そして、この秘められた可能性は一人ひとり違います。

 また、新しい時代を切り開くには、確固たる知力、体力、見識が不可欠です。
 そのためには、ただ与えられた問題をこなしていくだけではなく、自ら問題を探し出し、自らその問題を解決していくような気力に溢れた精神と実践が必要です。
 しかし、自ら決めた道を他人に妨げられることなく進むためには、人に迷惑をかけたり、人の進む道を妨げたり、独りよがりになったりしてはいけません。
 つまり、他人を認めることから始まり、人への思いやりが大事なのです。

 今日、世界規模で見ると、民族、宗教、経済格差の問題から世界各地で紛争が起こっています。

 また、身近に目を移すといじめの問題は歴然と存在しています。

 これらの事は、価値の異なるもの同士がどうやって共存していくかという命題を与えています。
 この問題を解決するためには、他人を認め尊敬することに裏付けられた、主体性を持つことが大きな力を持つと信じています。
 昨今は、これまでの価値観が大きく変化している時代であり、しかも、時代の流れが大変速く、先行きが不透明です。そこで今、世の中が必要としている人間は、新しい時代を切り開いていく人間だと思います。
 そういう意味で、幼稚園教育への期待、小牧学園の重要性は益々高くなっていくと確信しています。
 そして、子どもを主体性を持つ、可能性に満ち溢れた人に成長させることが、幼稚園教育の真髄だと考えています。

理念


 「三つ子の魂百までも」「氏より育ち(が大切)」等の格言で,先人達は私達に幼児教育の大切さ、環境の大切さを教えてきました。
 今では「幼児教育は大学教育より大切」だと認識されております。
 本園は「どの子も育つ」と云う信念のもとに、幼児のみが持つ才能の可能性を大切に育むため、遊びと学習の一体化を図って幼児が持って生まれた興味と意欲を高めるとともに、個性尊重と円満な心身の発達、明るく健康的な生活習慣の育成に努めます。